ドライビングフェスタ2018 in 兵庫 佐藤 友治選手メッセージ

お知らせ

2018年10月16日

先日行われた、ドライビングフェスタ2018 in 兵庫でGAZOO Racingラリーチャレンジに参戦中の佐藤 友治選手にお越しいただきFacebookの記事を掲載します。

 

先の連休は、神戸リハビリテーションセンターにて『神戸ユニバーサル研究会』が毎年、主催する【ドライビングフェスタ2018】へ、実行委員長でもある福永 修さんからゲストとしてお招きいただき、京都トヨタ86と共に参加させていただきました。

会場のセンターには、事故、病気など各々の理由により身体的な障害をうけた方々が、社会復帰を目指して日々、リハビリに励んでいらっしゃいます。

その中で主に肢体不自由による車イス利用者を対象に、日常生活で最も武器となる【クルマ】の必要性や素晴らしさ、その他、様々な情報と共に、恐らく皆さん初となる手動運転装置車両での運転技術、安全運転向上を【楽しく】体験していただく素晴らしいイベントでした。

同センター入所中の皆さんとは、同じ時期を経験し、約30年間積み重ねてきたチェアウォーカーとして、ドライビングのみならず、車への乗り降り~車イスの積み降ろし方法の実演や、さらには、車イスで全国を飛び回る際のテクニック、日常生活での様々な裏ワザから、ここでは書けない⁉️ 危ないあんな話やこんな話まで(笑)、また自分の86の試乗体験などなど、閉会後まで盛り上がりました😁

車への乗り降り体験も積極的に薦お薦めし、受傷後、数年ぶりに運転席に座ることができたと、満面の笑顔の若者も、日常生活復のイメージもリアルに湧いたようで、今後のリハビリに対する姿勢やにも変化が起こりそうでしたし、この段階では、まだきっと、車イスでの日常生活が、まだまだわからない事による不安やイメージ不足が、私の経験談が、少しでも払拭できて、楽しみ!が沸いてきてくれたなら、嬉しいですね😁

たくさんお話しさせていただいた中で、自分の経験上、最もお伝えしたかったことは、

・ 障害を受けたことにより、【ナニができるのだろう?】となりがちな考え方ではなく、【ナニがしたいか!】を大切にし、そのためにはどうすればよいかのプロセスを考え、工夫をするだけ、という、人本来の、そして、今までの自分の行動、生活スタイルや趣味趣向、考えを無理に変えないこと、でした。

でも、これって、普通のことなのよね。
クルマだって、車イスの積み込みを考えると、【どんなクルマが乗れるの?】になりがちだけど、普通は、このクルマがカッコいいから、好きだから、乗りたいから、クルマを選ぶでしょ!?

外食だって【どのお店に入れるの?】じゃなく、コレが食べたい!から、そのお店を選ぶでしょ!?

勿論、そのためには工夫や助けがいるかもしれないなら、そこを考えようよ、、、みたいな😅

よく、ポジティブ思考とかアクティブなど言われますが、あくまでそれが普通の思考だし、30年間、良くも悪くも、やりたいことを色々好きにやってきた自分には、裏ワザ?が山ほどあり、今回、役立つかは不明だけど、皆さんに喜んでいただけたのを実感させていただいたので、また、あちこちにばら撒きにいきますね(笑)

今回は、自分と同じくオサムファクトリーからアクティブクラッチ仕様のVABで近畿地区戦を中心にラリー参戦する籠本選手や、車イスでATの34Zを駆るサーキットトライアルトップドライバーの中嶋 努選手とも色々情報交換したりと、私個人的にも大変楽しい1日でした😁

お声掛けいただいたオサムさん、ご一緒させていただいた皆さん、ありがとうございました‼️