2009年11月22日

APRC Rally China チャイナラリー 総括No4感動のファイナルフィナーレ

osamu-factory 2009年11月22日 by osamu-factory

またNo4!チャイナの続きを待ってますよ!と今日もMMFの会場でも言われ、
恐縮します。

奇跡が起こったチャイナ選手権から2日目が立ち、
泣いても笑っても最終日の詳細はいかに・・・・!

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土曜日の深夜に
ハセプロワールドラリーチームの素晴らしいメカニックの活躍で
TCイン一分前に入る事が出来、その期待に応える意味でも
絶対にポディウムに立つ事を目標に頑張ろうと思いスタートしました。

まず最初のSSは抑えながらも無難に走り終え、ホッとしました。
徐々にペースを掴かんで行こうと思い・・・

続くSSではペースノートで左4ぐらいと言われ、4だな4だなと思いながら
本来、左に曲がらないと行けない所をコーナーがどうも右に見えて
何と!!!間違えて逆にアプローチして
右にコーナーリングしかけたその時・・・・!!!

何とギャラリーが目の前に鈴生りに居られるでは無いですか?!?!

素晴らしい安全運転講習会ばりの急制動?!で
何とか回避して・・・
禁断のバックギアからコースに戻りました!

凄い勢いで突っ込んで来たラリーカーでしたから
ギャラリーはさぞビックリしてたと思います・・・・

そして次はそんなにインカットした、つもりは無かったのですが
やはりAPRCは全日本で走っているレギレーションと違い
ラリーチューブを入れる事が出来ません。
そこで本の少しホイールが曲がった事でエア漏れが起こり
スローパンクチャー(パンク)となりました・・・・泣

ステージの距離が20キロ以上のSSだったので
完走目的の僕達はステージ中にタイヤ交換を決断しました!

本来であれば二人なら1分から2分もあれば交換できるのですが
ここでも最悪な事態が・・・・

早くしようと思い、ジャッキで車両を上げていきました!
しかし・・・タイヤが上がるまで車両が上がりません・・・
それは中国特有の柔らかい土質からジャッキがどんどん沈んで行くのです・・・

が、メカニックがここは気転を利かして30cm角ぐらいの
コンパネの板を車両に積んでくれてたので、それで再びジャッキアップしました!
それでパンクしたタイヤは取れました!
しかし・・・無情にもそのコンパネがナント?!?!

重みで割れてしまい・・・・
再び車はどんどん沈んでいくでは無いですか?!?!

タイヤは何とか取れたものの、新しいタイヤを入れるには車両を
もっと上げないと入らないし、困った事になりました・・・・

そこで横向けに車両の下にホイール入れて、一旦車両を降ろしました。
その辺りに転がってる石を掻き集めて、
沈んだ穴に何個も入れて積み上げ、
その上に板を置き、ジャッキアップしたら
やっとタイヤが入る位置までギリギリ上がりました!

よっしゃー!と増し締めまで無難に作業をこなし、走行再開です!

ようやくゴールしてAPRCテレビの方が待ち構えていました!
コメントはハァハァ言いながらスローパンクチャーと一言しか
言えず、この出来事を英語で話すほど堪能ではありません・・・・汗

リエゾンでも前日からスピード違反の事を
しきりにオフィシャルからも言われていたし、
罰金が日本円で10万円ぐらいも払わなければ
ならないクルーも居られビックリしました・・・・

ただ、この中国は一体、何キロで走行すれば良いのか看板や道路標識が
見えにくく、曖昧で、明確では無く、
僕ら外国人には特に厳しくされてたのでは無いかと思いました。

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何とか1ループ目を無事に帰ってきて、
ホイールが当たった拍子にアライメントが狂った事や、
どうもこっちに来てから自分の思い通りにセッティングが上手くいかず
ショックの調整を元に戻すなど、タイヤはノーカットのタイヤを使うなど
一気にセッティング変更をするつもりでサービスパークまで戻ってきました。

そこで今までのラリー人生では有り得ない最悪の事態が訪れました・・・・

それは僕達の意思の疎通が出来なかった事から有ろう事か
リグループ(一時的に保管)を通過して、
サービスパークに入ってしまいました。

そのままではタイムカードに記入しない!との事だったので
仕方なしにリグループまで車両を元に戻しました。

その場は奥村の巧みな話術?!で事無きを得たのですが、
その後、チームマネージャーから僕達に失格を告げられました?!?!?!

結果的にサービスパークをバックした事が逆走行為にあたるらしく
失格になったのですが、その事実を受け入れられず呆然としました・・・驚

 

事実を受け入れないといけないのですが、
こんな事は今までのラリー人生でも経験が無く、
しかも初めての海外ラリー挑戦での事だったので
受け入れると言うより受け入れたくないと言うのが本音でした・・・・泣

 

その後、長谷川社長がサービスパークに入られて、その事実を
報告した時は正直、非常に緊張しました・・・
昨日からでも本当に申し訳ない事ばかりで頭が下がりましたが、
長谷川社長は常に前向きな方で
『終わった事は仕方ないですよ!!!
僕が何としてでもポディウムまで辿りつきますよ』と言って頂け、
感謝感激で一杯でした。

現実を受け入れたくは無いが受け入れるしか無く、
気持ちの整理がつきかけた頃・・・

その後、某チームの方が来られ!!!

『何で失格や!と言われて真面目に受けてるんや!!!』

『いちサラリーマンがパッと払えるような額でしてるんとちゃんやぞ!!!!』

『失格はDay終了後に審査委員会で最終的に決定されるのであって
その場ですぐに決まる事と違うんやぞ!!!』

『チームがこのラリーに幾ら掛ってると思うんや!!!』

『そんな事で諦めてどないするんや!!!!!』

『そりゃ失格は失格かもしれないけど失格は最悪の事態で
ゼッケンもタイムカードもあるんやろ?!何でそんなにすぐに諦めるんや!!!』

『何とか皆の協力でここまで来たんやろ?!行け行け!!!』

『行ける所まで行ってこんかい!!!!』と

どやされました・・・・

正直、悔しさで涙も出たし、悔しさで事実を受け入れられなかったし、
昨日にあれだけの苦労をして直してくれてメカニックに申し訳なかったし、
何よりもこんなチャンスをくれたハセプロ関係者の皆様に
本当に申し訳ないと思いました。

もちろん、失格だからオフィシャルに対しても迷惑をかけては行けないし
失格なので何をしても覆らないけど、

某チームの方は今後の事を考えて行ける所まで行かなくてどうするねん!!!
簡単に諦めるな!という事を言われたのでしょう。

遠路はるばる中国まで来て、本当にみんなで苦労を積み重ねて
この厳しい時に日本のスポンサー各社に良い結果を返せなかったのは
何度も言うようですが申し訳ないの一言しか言いようがありません・・・・

そんな中・・・・

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時間を追うごとに降り頻る雨の中、あのスリッピーな路面を
何とか克服されて長谷川社長は
ポディウムまで何とか帰って来られました!!!

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非常にタイトなスケジュールでしたので
このポディウムにも本当はメカニックの皆さんと全員で
上がりたかったのですが、限られた時間の中、これが精一杯のポディウムでした。

やっぱりこのポディウムが一番、絵になるし、
長谷川社長と原さんが努力された事で

今までの苦労が一番報われる瞬間でした!!!

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ジュディーさんポイント満載です!!!(笑)

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すいません。僕もポディウムに立たなくてはならず
後ろかしか撮れませんでした。

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その後の表彰式でコディ、一色のチャイナラリーでしたが、
コディが取ったトロフィーの数です!!!

凄い数でしょ?!

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スバルチャイナ、一行の皆様です。
今回は畑野選手を始め、ディーンヘリッジ選手にも
マジカルカーボンを貼って頂きありがとうございました。
今回のチャイナでお知り合いの方々も増えて嬉しく思います。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。

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ハセプロワールドラリーチームの面々です。
この後は皆で、とんでもなくハイテンションのまま
騒ぎます!!!!!

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さー他のチームと最後の打ち上げ花火で勝負の時間です!!!

どのチームが一番大きな花火を上げれるか勝負です!!!

ラリーでは負けたけど花火では負けないぜ!とボスの一言で
皆さんテンション上がりっぱなしで打ち上げ花火選びです!!!

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これが今回チームが仕入れた打ち上げ花火です!!!

これ1個でもはっきり言って一人で持つのは重過ぎて持てません・・・

日本でこれを打ち上げられるのは免許を持った合法的な
花火大会で無いと消防法で打ち上げるどころか?!
購入する事も出来ません!

これが普通に売ってる所が中国の醍醐味?!なのかな・・・汗

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異様にハイテンションのご存知MRFのステイシーです!!!(笑)
この後、花火に火を付けて持ったままロータリーを一周するので・・・爆

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確かにこの花火を打ち上げてるだけで大富豪になった気分になります・・・
10時開始とともに何時間も花火が鳴り響いていましたので・・・・

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初めてこんな特等席で特別な花火を真下で見ましたが
写真やビデオでは伝えられない迫力と感動は必見でした!!!

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このビルに映る花火も格別です!!!

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誰もが中国どうやった?!と聞かれて『花火が・・・』と
皆さんが口々に言われる事から
絶対の思い出になるのが解ります。

日本のファンの皆さんには
これを見に中国を来るだけの価値はあると思います!!!(笑)

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悔しさと悲しさと感動的な思い出を味わった
ほろ苦い初海外参戦でしたが、人生の経験として
本当に素晴らしい経験でした。

この感動を与えて頂いた株式会社ハセプロ様の
長谷川社長を初め、社員の皆様。

それにメカニックを初め、ハセプロワールドラリーチームの関係者の皆様、

最後に応援して頂いたスポンサー各社を初め、日本のファンの皆様、

本当にありがとうございました。

今後とも粛々と誠心誠意、何事も頑張って行きたいと思いますので
どうぞ宜しくお願いします。

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一夜明け、帰りも次の日にチャーター便で弾丸トラベラーばりに帰ります!!!

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それでは帰りも弾丸でお願いします!!!