ラリー事情

お知らせ

2007年2月12日

今年もラリージャパンが開催されます。
毎年、継続が出来て本当に素晴らしい事と思います。

ただ日本というお国柄、毎年言われるのはギャラリー観戦で、もっと自由に出来れば
欧州みたいな人気に膨れ上がる一つの鍵になってると思います。

例えば・・・・・

崖があります。
その崖には立て看板が一つありました。
『ここから先は自分の責任で!』っと書いてあります。
もしこれが日本ならこんな看板が書いてある事はありえないです。
それにもし・・・その崖から人が落ちる事があれば『なんでこの崖には
柵が無いのか?!』っと市町村などの行政が問い正される事でしょう・・・・

以前にオーストラリアに行った時に向こうの子供達は学校に通ってる時は
もちろんですが帰ってきて遊んでる時間帯でもヘルメットを被って楽しそうに
遊んでいる風景をちょくちょく見ました。
でも日本では通学こそ被っていますが学校から帰ってくればヘルメットを
装着したまま遊んでる子供は見受けられません。
オーストラリアの子供になぜヘルメットを被ったまま遊んでるの?って聞けば
間違いなく『自分の身は自分で守るもの』って返事が返ってくるでしょう!

日本の環境で行政にラリーを開催したいと言えば、受け入れてくれる所は
少ないと思います。
今のままなら話をもって言っても火ダルマの車がギャラリーに突っ込むとか
最悪の事ばかりを想定して責任逃れの社会ではなかなか現実は厳しいとは思います。
ただ過疎化が進む中、ラリーって人里離れた所での開催で
町おこし村おこしになってる事が多い事は喜ばしい限りです。

このように欧州とは違う日本の環境ですから本当に難しい問題だと思いますが
過去の反省を生かして同じ過ちを繰り返さないように成長しないといけません。
僕も大した事は出来ませんが日々精錬していきます。

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